ホーム > 教授一覧 > 森 聡
1991年4月 京都大学法学部入学(国際政治ゼミ)(1995年3月卒)、1995年4月 京都大学大学院法学研究科修士課程(国際法専攻)(1997年3月修了)1997年8月 米コロンビア大学ロースクール入学(国際法専攻)(1998年6月修了/LL.M.取得)、2002年4月 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程入学(アメリカ政治外交史専攻)(2007年7月修了)。
1996年4月 外務省入省(平成7年度外務I種公務員採用試験)、2001年10月外務省退職。2006年11月~2008年3月 東京大学法学政治学研究科附属比較法政研究センター研究機関研究員。現職は、法政大学法学部国際政治学科教授(法学博士)。
米ジョージワシントン大学(2013-2015)とプリンストン大学(2014-2015)で客員研究員。
担当科目の分野は、「アメリカ外交」「国際政治」。
・大国間でパワーシフトが起きるとき、平和的変更が可能かどうかは、いかなる条件によって左右されるのか。
・アメリカの東アジア戦略は、東アジアの安全保障にいかなる影響を及ぼしているのか。
・自由民主主義、市場経済、基本的人権といった価値に下支えされた、アメリカが主導する国際秩序の正統性や非正統性は、いかなる要因によって左右されるのか。
先人が蓄積してきた知見に依拠しつつ、時代の最先端の問題を理解し、それに対応するのに必要な新たな知見を生み出す、というのが研究。単に努力すれば報われるわけではなく、リスクが大きく、成功するとは限らない。運にも大きく左右されるのも研究。これらが研究の醍醐味です。
世の中の事象をさまざまな角度から捉える術を身に付けることに大学院で学ぶ意義があると思います。
知識を身に付けるということもさることながら、物事を論理的に考え抜く訓練を徹底的にやっていただきます。
世界をより良く理解するための「道具」。古くから蓄積されてきた先人の知見であるので、現在を生きるわれわれ自身も、それを更新していく責務を負っていると思います。
土日のどちらかは大体仕事か研究をしています。それ以外は家族と出掛けたりしています。
一生懸命でやる気のある、視野を広げることに貪欲な学生に来てほしいと思います。