クラスター(科目群)

教育の柱となる領域(分野)は、国際政治学およびアジア地域研究(国際政治専門英語を含む)とする。グローバル・イッシューとアジア国際政治の各分野で、高度な実践的知識と英語力に加えて、構想力・交渉力・実行力を身につけた国際的に通用する高度専門職業人の養成するために、理論と実践を兼ね備えた魅力あるカリキュラムを展開する。本専攻の教育課程は、以下の「5 つの科目群(クラスター)」から構成される。

「基礎理論クラスター」は、高度専門職業人養成のためには国際政治の基礎理論を十分に習得したうえで応用分野に臨む必要があるとの認識から、「理論」「歴史」「政策」の3本柱から構成する科目群である。下記に示す科目から「4 単位」を選択必修する。(各科目:2単位)


主な設置科目 担当教員 単位
国際政治理論 森 聡 2
国際政治史研究12 下斗米 伸夫 各2
国際公共政策研究12 坂根 徹 各2

グローバル社会で活躍するためには、専門性に裏付けられた総合的な英語力を涵養することが不可欠である。我が国の大学院教育においては、これまで英語読解力の涵養に重点が置かれてきた傾向を否めない。かかる必要性と反省に鑑み、本専攻の「国際政治専門英語クラスター」は、国際政治学関連分野で「実践的英語力」[(Academic Reading)(Thesis Writing)(Presentation & Debate)]を総合的・体系的に習得するための科目群である。受講生の能力に応じた「初級」「上級」クラスを含む下記6科目設置する。

これら全科目(計12 単位)は必修とし、履修修了時点でTOEIC900 点/TOEFL(CBT)253 点以上をめざすことが期待されている。但し、これら科目の履修に際し、入学時点でTOEIC800点/TOEFL(CBT)230 点以上の学生は、「初級」を免除する。このように、「実践的英語力」の強化をめざすカリキュラム内容を有する国際政治学系の大学院は、日本国内において類を見ないものと言える。


主な設置科目 担当教員 単位
Academic Reading(初級) アラン・メドウズ 2
Academic Reading(上級) ジョン・パーキンス 2
Thesis Writing(初級) アラン・メドウズ 2
Thesis Writing(上級) ジョン・パーキンス 2
Presentation & Debate(初級) アラン・メドウズ 2
Presentation & Debate(上級) ジョン・パーキンス 2

「グローバル・イッシュー・クラスター」は、地球規模問題群(グローバル・イッシュー)の関連分野で高度な実践的知識を習得するため、当該分野で豊富な実務経験を有する教員が最先端の知識とベスト・プラクティスを教授する下記科目から構成される科目群である。これらは、いずれも選択科目とする。受講生は、各人の将来進路を想定しながら、計画的にこれら科目を履修することによって、当該分野の実践的な専門知識を涵養することが期待される。


主な設置科目 担当教員 単位
国連・平和構築研究
1(国連組織)2(平和構築)
弓削 昭子 各2
国際公共調達研究12 坂根 徹 各2
国際情勢分析論 12 福田 潤一 各2
地球環境政治論 横田 匡紀 2
持続可能な開発のための教育(ESD) 弓削 昭子 2
国際金融政策論 玉置 知己 2
国際食糧資源エネルギー政策 柴田 明夫 2
グローバル・ビジネス研究 瀧澤 道夫 2
プロジェクト評価手法 杉本 正実 2

「アジア国際政治クラスター」は、日本とアジアの国際関係の重要性に鑑み、アジア国際政治分野に特化した高度な実践的知識を習得するため、下記3 つのサブクラスター(<サブクラスター1:アジア研究基礎論><サブクラスター2:アジア関係政策論><サブクラスター3:アジア地域研究各論>)のもと、当該分野・地域の学術的知見を有する教員が理論と方法論を教授する下記科目から構成される科目群である。これらは、いずれも選択科目とする。受講生は、各人の将来進路を想定しながら、計画的にこれら科目を履修することによって、当該分野の実践的な専門知識を涵養することが期待される。


主な設置科目 担当教員 単位
アジア比較政治 福田 円 2
アジア統合論 福田 円 2
戦略と政策 森 聡 各2
アメリカの対外政策 森 聡 各2
対外政策研究(中国)(1)(2) 菱田 雅晴 各2
対外政策研究(朝鮮半島)(1)(2) 権 鎬淵 各2
対外政策研究(ロシア・中央アジア)(1)(2 下斗米 伸夫 各2
対外政策研究(東南アジア)(1)(2 浅見 靖仁 各2
国際地域研究(中国)(1)(2) 菱田 雅晴 各2
国際地域研究(朝鮮半島)(1)(2 権 鎬淵 各2
国際地域研究(ロシア・中央アジア)(1)(2 下斗米 伸夫 各2
国際地域研究(東南アジア)(1)(2 浅見 靖仁 各2

従来の大学院教育は、所謂「象牙の塔」にこもって文献解読を中心とした内容が主流であったのに対して、これでは国際的に通用する実践的な人材を育成するには不十分であるとの認識に基づき、本専攻では、「現実とのダイアローグ」を重視している。

「実践講座クラスター」は、現実とのダイローグを確保するとともに、地球規模問題群(グローバル・イッシュー)・アジア国際政治の関連分野で高度な実践的知識を習得するため、「授業型」、「外部プログラム活用型」、「外部セミナー・シンポ参加型」の3種類から構成する科目群である。これらは、いずれも選択科目とする。

このうち、特に、「外部プログラム活用型」および「外部セミナー・シンポ参加型」については、学生の年間履修計画および将来進路希望に従い、事前諒解・事後報告を前提として、指導教授との密接な連絡・指導のもと履修するものとする。

具体的には、学生は各自当該プログラムに応募→選考→合格→参加→レポート提出→指導教授による評価という手順をとるものとする。「外部プログラム活用型」および「外部セミナー・シンポ参加型」については、英語が使用言語となるものも多いことから、実践的英語力の習得に資することが期待される。


主な設置科目 担当教員 単位
グローバル政治経済特別セミナー 森 聡 2
JICA寄付講座 弓削 昭子 2
国際機関講座 弓削 昭子 2
総合講座・国際協力講座 弓削 昭子 2
総合講座・外交総合講座 本多 美樹 2
国連大学プログラム (オムニバス形式) 4
グローバル・インターンシップ (オムニバス形式) 4
海外フィールドワークプログラム (オムニバス形式) 4
国際政治特別セミナー (オムニバス形式) 2

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