持続可能な開発のための教育(ESD)

担当教員:弓削 昭子

この授業では、持続可能な開発を実現するために取り組む諸課題を検討することを通して、その担い手を育むことを目指す。現代の世界には紛争、貧困、開発、環境、人権などのさまざまな課題があり、それら複雑に絡み合う課題の解決が求められている。2015年9月の「持続可能な開発サミット」で国連加盟国は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択した。そこに含まれる「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」を達成するための包括的アプローチに加え、政府、国際機関、市民社会、民間企業、教育・研究機関、メディアなどの国際社会の各アクターの役割について分析・研究する。国連を含め、国際社会で行われる実際の議論を理解し、その活動に関わるためには、国際社会の共通語となっている英語によるコミュニケーションが必須である。したがって、この授業は、専門分野の分析・研究を深めると同時に英語力の向上もはかるため、英語で行う。