対外政策研究(中国)(政治学専攻開講「日中関係政策論研究」)1・2

担当教員:菱田 雅晴

本授業は、1972年の国交正常化以降の日中関係を主たる対象として、経済的相互依存関係と政治的課題の相関性を政策レベルから検討することをテーマとする。具体的には、日本にとって最重要の二国間関係となっている日中関係の発展史、各段階における外交課題等の側面について,演習形式により、基本知識を学ぶ。併せて,現代の問題状況を分析するための資料蒐集や方法論の獲得も目指す。後半は、視座を中国側に移し、中日関係の《鏡像》構造を検討し、地域的/国際的フレーム下での日中二国間関係を捉え返すこととし、対外政策研究(中国)2で各テーマの集中討論を行う。このため、対外政策研究(中国)(日中関係政策論)1および2を併せて受講すること。