担当教員:弓削 昭子
この授業では、国連を中心とした平和構築の意義と課題を検証する。紛争が発生する諸要因を考察し、紛争によって破壊された社会に平和と安定をもたらすにはどうすればよいかについて、政治、治安、経済、社会、人権などの観点から研究することにより理解を深める。授業では、国連を中心に行われている平和構築活動に関する研究を、実際のケースも使い総合的に行う。国連を含め、国際機関で行われる実際の議論を理解し、その活動に関わるためには、国際社会の共通語となっている英語によるコミュニケーションが必須である。また、国際機関での仕事に就くためにも英語は不可欠な「ツール」である。したがって、この授業は、専門分野の分析・研究を深めるのと同時に英語力の向上もはかるため、英語で行う。